〜時代背景の説明的なもの〜

鎌倉時代中〜末期、近畿を中心に悪党が横行しました。

 

「悪党」とは

山賊・海賊・強盗の類だけでなく、「本所敵対」(寺社・幕府にたてつくもの)を総じて「悪党」と呼びました。

下司や御家人、荘園領主、武器を持った農民、僧兵が悪党である場合もあったようです。

土地に縛られず、流通ルートを掌握したり、物資の移動に関わって糧を得ていた悪党もいたようです。

実際のところ、詳しいことはよくわかってないようですが。

貴族や武士ではない者達が、国を揺るがす存在として表舞台に現れ始めたとても面白い時代です。

 

ということで。

ここで出てくる伊賀国岩倉の上津家(正喜とさきの家)は、地方土豪の悪党の家です。

滅ぼされた正喜の実家も大和国の悪党の家でした。

どちらも表向きは周辺農家を取り仕切る土豪です。

 

ちなみに、地名は適当です(笑)

調べてもないです。

 

そんな感じで、読んでみてください〜〜